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ドイ産業のよもやま話~part24~

皆さんこんにちは!

 

さて今回は

~コンクリート二次製品運搬の課題と未来🛠️🚛✨~

 

コンクリート二次製品の運搬は、土木・建築に欠かせない“縁の下の物流”です。
しかし、現場が増えれば増えるほど、運搬業者には高度な対応力が求められるようになっています。

今回は、 現場で起きている課題・ドライバー不足・技術革新・今後求められる取り組み について、深く掘り下げて解説します。


■ コンクリート製品運搬が抱える現場課題とは?📌

❏ ① 運搬距離の増加

都市部では工場が郊外へ移転し、現場までの距離が伸びています。
そのため、 1日の配送効率が落ちやすい のが現実です。

❏ ② 現場の搬入時間が厳格化

公共工事では「搬入時間指定」が一般的。
そのため遅れは許されず、渋滞・天候・積み込み待ちなどのリスクを常に考えながら動く必要があります。

❏ ③ 製品の大型化

近年は大型擁壁・ボックスカルバートなど、1t〜5tクラスの重量物の比率が増加
これにより、以下の要素がより難しくなっています👇

  • 積み付けのバランス

  • 荷崩れ対策

  • クレーン能力の問題

  • 誘導員との連携

大型製品の扱いは、ドライバーの技能を大きく左右します。

❏ ④ 現場環境の制限

狭い道路、未舗装エリア、傾斜地、住宅地など…。
あらゆる地形に対応する必要があります。


■ ドライバー不足が深刻化…その理由は?🚚💦

コンクリート二次製品運搬は専門性が高く、通常の配送と比べても負荷が大きい分、ドライバー不足が課題です。

理由は…

  • 重量物取り扱いの技術習得に時間がかかる

  • 現場ごとに対応が異なり、臨機応変さが求められる

  • ユニック操作の技能が必須

  • 朝が早い・時間指定が厳しい

  • 大型の道路事情のストレス

しかしその一方で、 「技術がある人は長く続けられる職種」 でもあります。


■ 技術革新が変える“次世代の運搬業”📡🚛

コンクリート製品の運搬でも、近年は技術が大きく進化しています。

❏ ① デジタル指示書・電子伝票

紙の指示書から タブレット管理 に移行するメーカーも増加。
誤配防止・履歴管理がより正確に。

❏ ② 荷重センサー付きクレーン

クレーンの過負荷を知らせるセンサーで安全性UP。

❏ ③ GPS・配車システム

運搬ルート最適化、到着予測、渋滞回避など効率化が可能に。

❏ ④ 環境対応車両(ハイブリッド・低排出車)

工場や公共現場での環境要求に応える形で増えています。


■ コンクリート二次製品運搬に求められる“これからの力”💡✨

① 技術だけでなく“コミュニケーション力”

現場とドライバーの意思疎通が安全を決めます。
「どちらへ振る?」「どこへ置く?」
そんな一瞬の判断に信頼関係が不可欠です。

② 省力化・効率化への理解

デジタル化・配車アプリ・オンライン指示書など、
新しい仕組みに柔軟に対応できる人材 が今後ますます求められます。

③ 安全意識の徹底

重量物を扱う以上、集中力と点検の積み重ねが最大の武器です。


■ 未来の運搬業はどう変わる?🚛➡️🤖

今後は以下の流れが進むと考えられます。

  • 自動ブレーキやAIドラレコによる事故防止

  • 積載・吊り作業のリスク管理データ化

  • 運搬ルートのAI最適化

  • 現場とのオンライン連携

  • 省力化できる荷下ろしサポート器具の普及

“重くて危険”だった重量物運搬が、
今後は 「安全で効率的な物流」 へ大きく進化していくでしょう。


■ まとめ🌟

コンクリート二次製品運搬は、土木・建設の裏側で社会を支える重要な仕事です。
一方でドライバー不足や製品大型化などの課題も抱えています。

しかし技術革新が進む今、
運搬業は確実に次のステージへ向かっています。

安全・効率・技術──
これらすべてを高めながら、これからもインフラを支える物流のプロとして活躍していきます🚛🧱✨

 

 

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