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月別アーカイブ: 2025年12月

ドイ産業のよもやま話~part26~

皆さんこんにちは!

有限会社ドイ産業の更新担当の中西です!

 

“現場調整力”と“品質を守る力”で選ばれる

 

コンクリート2次製品運搬業がインフラを支える仕事であり、重量物ゆえに技術と安全が求められる世界だという点を深掘りしました。第2回ではもう一歩踏み込み、運搬業が「品質」「効率」「信用」を作る仕事であること、そして今後の業界の強みや可能性についても触れていきます


1)運搬品質=製品品質。欠け・割れを防ぐ“扱いの技術”️

コンクリート製品は頑丈に見えて、角欠けや微細なクラックが起きやすい一面があります。現場での据え付けに影響が出たり、仕上がりが悪くなったり、最悪の場合は差し戻しになることも

だから運搬業には、製品の品質を守るための工夫が必須です。

  • 角当て・緩衝材の使い分け

  • 振動を抑える荷締め設計⛓️

  • 荷台での接触を防ぐ配置

  • 積み替え回数を減らす段取り

  • 走行ルートの選定(段差・悪路回避)️

こうした配慮は、一見地味ですが差が出ます。
破損ゼロの運搬が続けば、施工業者は安心して任せられます。現場の監督から「次もお願いします」と言われるのは、運搬品質が安定している証拠です✨


2)現場の“制約”を読み切る力が価値になる️

建設現場は、常に理想条件とは限りません。

  • 進入路が狭い

  • 電線が低い

  • 現場内がぬかるんでいる

  • 荷下ろしスペースがない

  • クレーンが入れない

  • 近隣への配慮が必要

こうした条件の中で、「どうやったら安全に搬入できるか」を考えるのが運搬業の腕です。

たとえば、
ユニック車でいけるか、トレーラーが必要か、分割搬入にするか、搬入時間を夜間にずらすか、誘導員を付けるか…。
運搬業が事前に提案できると、現場は大きく助かります✨

つまり運搬業は、現場の制約を読み切り、最適解を組み立てる“現場調整のプロ”でもあるんです


3)「物流の計画力」が工事全体の効率を上げる

コンクリート2次製品は、種類と数量が多くなりがちです。
側溝だけでも長さやサイズが違い、桝や蓋や異形品が混ざる。擁壁も高さ・幅・勾配で違う。現場では、必要なものが必要な順番で届かないと、施工が止まります。

だから運搬業には、物流の計画力が求められます。

  • 施工順に合わせた積み込み➡️

  • 複数現場を回す配車計画

  • 工場側の出荷タイミング調整

  • 納品書・伝票管理の正確さ

  • 追加・変更への即応力

この計画力がある会社ほど、現場のムダが減り、施工効率が上がります。
結果的に「工事全体が早く終わる」「手戻りが減る」につながり、運搬業は単なる外注ではなく“パートナー”として扱われます✨


4)仕事が途切れにくい理由:公共・民間どちらにも需要がある️

コンクリート2次製品の需要は、公共工事だけでなく民間工事にも幅広く存在します。

  • 道路改良、側溝整備、護岸、砂防などの公共工事

  • 宅地造成、外構工事、駐車場整備、工場の敷地整備など民間工事

さらに、インフラは老朽化します。水路や道路の更新、災害対策、豪雨対策など、整備は継続的に必要です️
つまり、コンクリート2次製品運搬業は、景気の波を受けることはあっても、社会の基盤がある限り需要がゼロにはなりにくい分野です。


5)“人”で選ばれる業界。信頼がそのまま仕事になる✨

この仕事は、運転技術や荷扱い技術だけでなく、人としての信頼も大切です。

  • 挨拶がしっかりしている

  • 現場ルールを守る

  • 勝手な判断をしない

  • 連絡・報告が早い

  • 近隣対応に配慮できる

こうした当たり前が、現場では本当にありがたい。
重量物の現場は、ちょっとした行き違いが事故や段取り崩れにつながるからです。だからこそ、信頼できる運搬業者は重宝されます

ドイ産業のよもやま話~part25~

皆さんこんにちは!

有限会社ドイ産業の更新担当の中西です!

 

「街の骨格」を運ぶ仕事

 

私たちが毎日何気なく歩く道路、安心して暮らせる住宅地、雨の日でも冠水しにくい排水路、工業団地の広い構内道路、川沿いの護岸、山道の擁壁…。それらの“当たり前”は、現場でコンクリートを流して固めたものだけで出来ているわけではありません。実は、工場で製造された「コンクリート2次製品」が、全国の工事現場へ運ばれ、据え付けられて初めて形になるインフラがたくさんあります️✨

そして、その重要なバトンを握るのがコンクリート2次製品運搬業です。
重くて、長くて、壊れやすくて、現場の段取りに直結する製品を、安全に、時間通りに、正しい場所へ届ける。これがどれほど価値の高い仕事か、知れば知るほど奥深い世界です


1)「2次製品」って何?運搬が社会に直結する理由

コンクリート2次製品とは、工場で規格化・品質管理された状態で製造され、現場に搬入して据え付けるタイプのコンクリート製品のことです。代表例はたとえば、

  • U字溝(側溝)・集水桝(ます)・マンホール関連製品

  • L型擁壁・ブロック・ボックスカルバート

  • 境界ブロック・縁石・車止め

  • ため池・水路・暗渠(あんきょ)関連

  • 防護柵基礎・フェンス基礎・標識基礎

こうした製品は、道路・排水・防災・宅地造成などに欠かせません。つまり運搬業は、ただ物を運ぶのではなく、街の基盤そのものを支えています️

「運べない=工事が始まらない」
「間に合わない=工程が止まる」
「壊す=品質も信用も落ちる」
この業界は、運搬の質がそのまま現場の成功に直結する、責任と誇りのある仕事です✨


2)重い・大きい・壊れやすい――だからこそ“技術”が光る

コンクリート2次製品の運搬は、一般貨物と違って難易度が高いと言われます。その理由はシンプルで、「重量物であり、形が特殊であり、破損リスクがある」からです。

たとえばU字溝一つ取っても、サイズは多様で、積載方法が変わります。L型擁壁やボックスカルバートなどは、形状が偏っていたり、重心が独特だったりして、積み方・固定・荷締めの質が問われます

ここで必要なのは、単なる力仕事ではなく、

  • 重心を読む力⚖️

  • 荷台の使い方(当て木・ゴム・角当て)

  • 荷締めの設計(ベルト・チェーン・ラッシング)⛓️

  • 路面状況や揺れを想定した固定

  • 積降ろし時の合図・連携

こうした“現場の知恵と技術”です。運搬のプロは、積んだ瞬間に「この揺れ方なら危ない」「この当て方なら欠ける」など、経験で見抜けます。
その判断が、破損ゼロ・事故ゼロへ繋がります️✨


3)時間が命!「段取り」で現場を勝たせる仕事

コンクリート2次製品は、工事の進行に合わせて必要なタイミングで入ります。現場には資材置き場が十分にないことも多く、“必要な分だけ、必要な日に、必要な順番で”搬入するのが理想です。

だから運搬業は、現場監督や施工業者、製品工場と連携して、

  • 搬入時間の調整

  • 現場の進捗に合わせた便数計画️

  • 積降ろし設備(ユニック・クレーン)の手配️

  • 車両サイズの選定(狭小地・進入路)

  • 天候・交通状況を見たリスク管理☔

を行います。

ここがハマると現場は本当にスムーズです。
「欲しいものが、欲しい順で、ちゃんと届く」
その当たり前を実現するのが、運搬業の価値です✨


4)安全第一の世界。だから“プロ意識”が評価される

重量物の運搬は、事故が起きれば重大です。荷崩れ、落下、接触、巻き込み…。現場だけでなく公道も走るため、交通安全の責任も大きい仕事です。

だからこそ、この業界は安全管理の質が差になります。

  • 出庫前点検(タイヤ・荷台・アウトリガー)✅

  • 荷締めの二重チェック

  • 積載重量と法令遵守

  • 速度と車間距離の徹底

  • 現場での誘導・合図の統一‍♂️

「安全に運ぶ」ことは当たり前に聞こえますが、重いものほど当たり前が難しい。だから、当たり前を守り続けられる会社は信頼されます✨


5)“見えないインフラ”を形にする達成感️️

コンクリート2次製品の搬入は、完成後に一般の人が意識することは少ないかもしれません。でも、あなたが運んだU字溝が排水を支え、あなたが運んだ擁壁が土砂崩れを防ぎ、あなたが運んだボックスカルバートが道路の下を水が流れる道になる。
つまり運搬の仕事は、街の安全と暮らしを実際に形にしているんです。

工事が終わり、道路が開通したり、造成地に家が建ったりした時に、ふと「あの現場に俺も関わってたな」と思える。これは、運搬業ならではの誇りです✨