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ドイ産業のよもやま話~part11~

皆さんこんにちは!

 

さて今回は

成分調合

ということで、コンクリート基本成分その調合方法、JIS規格基づく配合設計ポイントまでしく解説ます。

 

コンクリート建築土木工事においてない材料あり、たち生活基盤支えています。しかし、コンクリート単なる「セメント砂利混合物」ではなく、適切成分緻密調合によってその性能決まります。


コンクリート成分

  1. セメント(結合材)

    • 主にポルトランドセメント使用れ、結合硬化させる役割。

    • 化学反応(硬化反応)強度発揮。

  2. 水(化学反応材)

    • セメント反応生成し、強度生む。

    • 適切セメント比(W/C比)強度耐久性左右する。

  3. 材(砂利・砕石)

    • コンクリート骨組み形成。

    • 粒径通常5~20mmで、JIS A 5005適合したもの使用。

  4. 材(砂)

    • セメント間隙め、密度ワーカビリティ高める。

    • 粒径5mm未満もの使用れる。

  5. 混和材・混和剤(補助材料)

    • 流動性・耐久性・硬化時間など調整するため使用。

    • フライアッシュ、スラグ粉末、AE剤(空気連行剤)など。


コンクリート調合設計(配合設計)

調合設計は、目的強度・耐久性・施工得るために、成分最適割合決定するプロセスです。

1. 設計基準強度(f’c)設定

  • 必要圧縮強度(例:24N/mm²、30N/mm²など)設定。

  • 一般建築では24~36N/mm²程度多い。

2. セメント比(W/C)

  • 通常、耐久性考慮W/C50%以下目安。

  • W/C低いほど高強度なるが、施工低下する。

3. 単位水量・単位セメント決定

  • ワーカビリティ(スランプ値)水量調整。

  • 水量からW/Cセメント逆算。

4. 比率調整

  • 実際使用吸水表面乾燥飽和状態考慮調整。

  • 率(Fine Aggregate Ratio)施工影響。


実用例:配合設計一例

成分 配合量(kg/m³)
セメント 300
150
720
砂利 1050
AE剤(混和剤) 適量
スランプ 12cm
W/C 50%

このよう配合は、一般住宅基礎低層構造ています。


コンクリートは、材料配合施工精度によって性能大きく変わります。適切設計管理行うことで、寿命安全構造築くことできます。

 

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